セイタカアワダチソウ・ブタクサ 秋の花粉症

私の職場の上司が、去年の今頃急に鼻炎の酷い様な症状になり、病院に行っていました。その時に医者に言われたのが「花粉症」だったのです。彼は春の花粉の季節には特段何の症状もなかったため、風邪か何かのアレルギーかと思い受診したそうで、たいそう驚いていました。
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(画像左:セイタカアワダチソウ、右:ブタクサWikipediaより)「何の植物の花粉ですか?」と私が聞いたらちょっと不機嫌そうに「ブタクサ」と言い、その後には「何だかそれを聞いて余計に腹が立った」と続けていました。
秋の河原などには黄色い花の「セイタカアワダチソウ」がよく咲いていて、これが花粉症の原因とよく間違われるが、実は犯人はよく似た姿?の「ブタクサ」だったという話、結構よく耳にします。(セイタカアワダチソウの花粉は虫が媒介するのでそんなに遠くまでは飛ばないそうです。)見た目がふわふわしていて、そう思われるのも無理はなさそうな気もします。
ちなみに秋に花粉症となる原因の植物はブタクサ、ヨモギ、カナムグラ等があるそうです。ヨモギも身近な植物なので、気が置けませんね。

セイタカアワダチソウの意外な正体。デトックス効果あり!

実はそんな誤解されやすい姿のセイタカアワダチソウは体にとってもいいそうです。お茶にしたり入浴剤にしたりするそうで、酵素を多く含み、デトックス効果があるみたいなのです。時期としてはあの黄色いふわふわの花が咲く前のつぼみの時期のものを使うそうです。それ以外にも、食べると美味しいらしいです。
「タラの芽に勝る」とも言われる独特の味があって美味しいんだとか。こちらも新芽を食べるそうです。お浸しよりも天ぷらの方が美味しいらしいので、また春がきたら試してみたいと思っていますが・・・ちょっと怖い気もします。(黄色って警戒色のイメージがしませんか?)

セイタカアワダチソウのちょっと切ない他感作用

セイタカアワダチソウのイメージは私自身「大量に」「鬱蒼と」生えているイメージなのですが、これは周りの植物の成長を抑える他感作用=アレロパシーのせいと言えます。根から「シスデヒドロマトリカリアエステル」というアレロパシー物質を出し、周りの植物を駆逐するのです。外来種であるセイタカアワダチソウが広く生息するようになったのはこの他感作用の他にも、1本に5万個もの種を作り出す繁殖力にもよる所があります。
ただ、実はこのアレロパシー物質は他の植物だけではなくセイタカアワダチソウ自身に対しても成長を抑制する働きがある為、近年は昔ほど大きく育っている場所は減ってきているということです。

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