北海道、冬の風物詩「雪虫」の意外な正体

「雪虫」って何?

初めてその名を聞いた時は白い虫なんだろうな~、くらいにしか思いませんでした。北海道では冬の訪れを知らせる存在なんだそうです。空中を漂う姿が雪の様な、「雪虫」。
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時期としては10月の中旬から11月頃に現れ、北海道では「雪虫が飛ぶともうすぐ初雪だ」という声をよく聞くそうです。一般的な現象なんですね。
調べてみると、雪虫はアブラムシの仲間で、その種類もたくさんいるとのこと。体にふわっとした綿のようなものを纏っているので、雪虫と呼ばれているものの「トドノネオオワタムシ」「リンゴワタムシ」などの名前が正式な名前だそうです。雪か綿では、温感的には真逆に思うのは私だけでしょうか。
北海道だけでも数十種類の雪虫が生息し、地域ごとに呼び名があるようで「ゆきんこ」「しろばんば」「おおわた」「しろこばば」など。何だか昔話に出てきそうな呼び名です。体調は約5mm前後、飛ぶ力が弱く風で流されてしまうので、その姿が雪の様に見えるんだとか。寿命も一週間程度と儚い命。

井上靖の「しろばんば」

井上靖の「しろばんば」の冒頭に出てくるのも、この雪虫のことの様です。この作品は作者自身の幼少のことを書き綴っていて、舞台は伊豆。北海道だけではなく本州にも生息しているようですね。
大阪でもちょっと話題になっていたり。

そして面白い取り組みを発見しました。

「ウェザーニュースの雪虫大作戦」

日本中の雪虫の観測をチェックし、実際に大量発生した後間もなく初雪となるか、という試み。
そして結果 ↓↓

「雪虫が大量発生してから約1週間~10日で初雪が降る」との俗説を調査した結果を発表しました。5年目となった今回の調査では、大量の雪虫が目撃されてから初雪までの日数が、調査した8都市の平均が22日になり、今年も過去4年に引き続き俗説より遅い結果になりました。

何だかちょっとがっかりしますが、実際に雪虫自身も何らかのタイミングで発生していると思うのです。それが初雪とは関係がなかったというお話。

また、雪虫の体についている白いふわふわしたものは「蝋(ろう)」!。
白腺物質を分泌する腺があって、そこから出る蝋が雪みたいにふわっとした綿のような感じになるそうです。

ただ、雪虫は熱に弱い生き物で、人が触れただけでも弱ってしまうんだとか。
ふわふわと舞っている姿をみると捕まえてみたくなるかもしれませんが、そうっとしてあげた方がよさそうですね。

今日は急激に冷えましたので、もしかしてどこかで雪虫がアップを始めていたりして・・・?

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