前回のお話(大阪在住・35才・妊活スタートしました。病院体験談6)はこちら。
有給を細切れにして通院、土日以外にももちろん通わなくてはいけない
いくつかの検査をしながら通院する私。
基本的にタイミングが合えば、夫と一緒に通院していました。
検査をする部屋は1人で入室しますが、先生とのお話は
夫婦で聞くことができるようになっていました。
仕事終わりに合流するため、病院の待合室で待ち合わせすることもしばしば。
通い始め当初は違いましたが、後半は平日の診察時間が遅くまで延長され、
それがとてもありがたいポイントでした。
平日の月・水・金曜日は18:00まで受付可能なので、ギリギリまで仕事をしてから
病院に駆けつけることができるようになりました。
私はフルタイム勤務をしており、基本的に午前中に通院をする必要がある場合は
午前半休で有給休暇を使っていました。
午後は2時間有給などの短時間申請が可能なため、
それを何度も使わせて貰っていました。
あらかじめ仕事の引き継ぎなどをこまめに行う必要があり、
自分も周囲も面倒なことが多くあったと自覚しています。
本当に文句ひとつ言わず対応してくれた会社の方には感謝しています。
後述しますが、有給休暇はあっという間に消費され、
通院しながら仕事を続けるのは、覚悟の上ではありましたがなかなか大変でした。
フーナーテスト(ヒューナー検査)
前回に続いて、数ある検査の中で行なったフーナーテスト
(通院していた病院ではヒューナー検査と呼んでいました)について書きたいと思います。
実施すると言われている検査の
・血液検査 ホルモン基礎値の検査
・卵管通水検査
・ヒューナー検査 ←ここ
・血液検査 黄体ホルモンの検査
こちらになります。
実施タイミングは『排卵日直前』で、事前に行為を持ちます。
つまりこの日にセックスをしてください、という指示のものと行い、
そのあと検査するということです。
こんな風に日にちの指定を受けて行うのは初めてでしたが、
今後はこういうことが多々あるのだろうな、と思いながら説明を受けていました。
(実際には早い段階で人工授精にいったので、そんなに回数はありませんでしたが。)
『性交後に膣に射精された精子が、子宮の入り口分泌される頸管粘液という
透明なおりものと相性良く混ざることで、子宮のなかへ泳いで行けるようになる。
検査は頸管粘液内の精子の数と動きを調べる。』と説明があり、
この検査タイミングで授かることもあるとのこと。
この検査では精子の状態をみるものではないのですが、
この検査結果が良好な場合は精子検査が正常であることが多いとのこと。
逆に不良となる結果が出た場合は、原因として
●精子の状態不良(数が少ない、運動率が悪い)
●相性不良(頸管粘液の不良、抗精子抗体陽性)
ということがわかるそう。
そのため、結果に応じて治療をする方針が決まる検査とも言えると思います。
フーナーテストの結果と、次回以降の通院について
私の場合は結果として良好であったので、
特にこの結果を元に何か新たな検査や治療を言われたりはしませんでした。
そのため、この結果を聞いてから今後の通院は主に
「生理がこなければ●月●日に、来た場合は▲月▲日に来院」
という形になりました。
妊娠した今でも、この表現を思い出すと複雑な気分を思い出します。
不妊治療中の人、ベビ待ちの人は皆さん同じだと思いますが、
生理がくるととってもがっかりするんですよね。
生理用品を購入する時も、こんなにたくさんはいらないだろうな〜…
なんて少ないサイズのものに手を伸ばすのですが、
結果また追加で購入が必要になったりして。
他の方の妊活のブログを私もよく読んでいて、
自分なんて甘いな〜っていつも思ってはいましたが、
妊娠することができたあとでも忘れられない気持ちで、
そこは多くの人共通の辛さなんじゃないかと思います。