以前、思いがけず出会った「苦い白菜」。
(該当の記事はこちら→「白菜が苦い?! ひと手間かけてなんとか食べてみました。」)
あれ以来、白菜をスーパーで購入する時は気をつける様になりました。
(過去記事の内容にある通り、外見は全く普通の白菜なのですが。)
幸い、苦いアイツには出会っていません。
それでも、もともと白菜は大好きなのです。
美味しい白菜をイメージして、記事を書くことにしました。
11月から2月にかけては、白菜がもっとも美味しい季節。
鍋物はもちろん、わたしは生でサラダにして食べるのも大好きです。
実は原産地は中国の白菜
白菜は英語にするとChinese cabbage(中国キャベツ)で、
そのまんま中国です。
日本の食卓で親しまれるようになったのは明治時代頃からだそう。
日本で今のように美味しく食べられるようになったのは、
わりと最近なんですね。
そしてその白菜の歴史?を見ていてわかったのですが、
白菜ってアブラナ科の植物なんですね。
過去の苦い白菜って、もしかして先祖返りだったんじゃ?
菜の花は苦いですからね。。。
(わたしの勝手な想像ですが 笑)
寒さでより甘くなる!でんぷん→糖に白菜自身が変換?
白菜は、寒さが厳しくなると、自身のでんぷんを糖に変えて
「葉が凍るのを防ぐ」働きをします。
細胞内の水分を甘くして、凍りにくくしているのです。
これが、白菜が冬に甘くなる理由だそうです。
色は薄いが濃い栄養!バランスのいい野菜です
淡色野菜で栄養価が低いと見られがちな白菜ですが、
ビタミンCや食物繊維、カリウムやカルシウムなどの
ミネラルを含む、栄養価のバランスのとれた野菜です。
ビタミンCとカリウムは水溶性のため、
白菜を煮たスープは栄養素がたっぷり!
お鍋の場合も、煮汁やお出汁ごといただけば、
栄養をしっかり取り入れられますね。
白菜と相性が良い食材3つ!
○豚肉+白菜
白菜のビタミンCと豚肉のビタミンB1の組み合わせは、
疲れやストレス回復に非常に効果的です。
ほかにも、コラーゲンの生成を助けてくれる効果があります。
白菜と豚肉のミルフィーユ鍋は、見た目もきれいで味も良いので、
栄養のことを考えなくてもたくさん食べられますね。
○鶏肉+白菜
鶏肉に少ないビタミンCを、白菜が補ってくれます。
鶏からでるうま味が白菜にたくさん染み込みます。
水炊きはシンプルながらも、野菜も鶏もたくさん食べられるお鍋です。
○乳製品+白菜
乳製品のまろやかな味が白菜をいっそう美味しくやさしい味わいに
します。胃壁を守る牛乳を入れた白菜のクリーム煮は、
カルシウム豊富でおなかに負担なく食べられます。
白菜にはビタミンCやカリウム・カルシウム・マグネシウム・
鉄分などのミネラル、他にイソチオシアネートなども含まれています。
イソチオシアネートには、消化をよくする作用・血栓予防・ガン予防
などの効果があります。
白菜は100gあたり14kcalと、とにかく低カロリーなのが魅力です。
これからは美味しい白菜がたくさん出回る季節です。
積極的に取り入れたいですね!
思いがけず苦い白菜に当たってしまった場合はこちら
→(白菜が苦い?! ひと手間かけてなんとか食べてみました。)