冬至ってなに? 一年中でいちばん○○
冬至とは、太陽の高さが一年でもっとも低い日。
一年でもっとも昼が短く、逆に夜がもっとも長い日です。
一年を24に分けて、季節の移り変わりを示した
「二十四節気(にじゅうしせっき)」のひとつです。
他には「立夏」とか「夏至」とか、耳にされたりしますよね。
ちなみに、当時の反対は夏至で、昼・夜の長さが逆になります。
冬至はかぼちゃを食べて、ゆず湯に浸かる風習
■かぼちゃ=なんきん 「ん」がついたらラッキー!
冬至に「ん」のつくものを食べると運気アップと言われています。
なんだかことばあそびみたいですね。
また、「冬至の七種(とうじのななくさ)」と言われている食材が
● かぼちゃ(なんきん)
● れんこん
● にんじん
● ぎんなん
● かんてん
● きんかん
● うどん
の7種類。
縁起担ぎで夕飯のメニューを決めても良いかも。
もともと、日本では寒くて野菜類があまり採れないこの時期に、
長期保存がきくかぼちゃは貴重な冬の栄養源として、
重宝されていた野菜。
かぼちゃの主な栄養素は「βカロチン(ビタミンA)」
「ビタミンC」「ビタミンE」です。
ビタミンAは免疫力アップの効果があり、
風邪、C型肝炎などの感染症やガンといった、
免疫力低下によって発症する病気の抑制に効果的と言われています。
ビタミンAとビタミンCが粘膜の抵抗力を高め、
細菌感染を予防する効果を発揮します。
また、冬至に食べるとよいといわれるのは、その時期、
かぼちゃを常食していると、風邪の予防になると考えられています。
冬至ではなくても冬にはぴったりですね!
■かんたんゆず湯の作り方 ぽかぽか持続!美肌効果も?
昔から、冬至にゆず湯に入ると一年間カゼをひかないと
言われています。
うちも近所の方の庭になっているゆずをもらって
ゆず湯にして入ることがありますが、
お風呂を上がってもぽかぽかがかなり持続するので
冬場には欠かせないものとなっております。
我が家は洗濯用のネット(目が細かいものが良)に
入れて、そのまま湯に浮かべるだけです。
簡単ですが、それだけでとってもいい香りがして
リラックスできるゆず湯の完成です。
ネットに入れるのは、
母が湯船の中でモミモミするからです 笑
皮が破れて、たねや果実の一部が浮いたりしてお湯が汚れないように。
いろんなサイトを見ていると、
カットした上で湯船に入れる方もいるそうですが、
結構刺激がつよいので、丸ごとで十分だと実感します。
掃除も面倒ですしね。
わたしの肌が強くないだけかもしれませんが・・・。
ビタミンCがお湯に溶け出しますので、美容効果も期待できます。
ゆずには血行促進の効果があるので、
新陳代謝を促して美肌につながるとも言われています。
いいことづくめですね。
一年でいちばん長い夜の冬至。
家族みんなの健康を願って、
ぽかぽかゆず湯にゆったりつかってみませんか?
残り湯は洗濯も大丈夫です!
ゆず湯のあとの残り湯は、洗濯にもOKです。
リモネンという汚れを落とす成分も含まれるので、
折角なので最後まで利用してみるといいですね。
ただし、ゆずの繊維やタネなどのゴミが残っていると、
お湯取りホースを詰まらせるので注意してくださいね!
(お湯取りは底の方からするので、浮かんでいるものだけでなく、
浴槽の底に溜まっていないかも確認しましょう!)